10月16日 夏天還沒走遠

10月16日  夏天還沒走遠

對每天通勤的人來說,電車延遲或停駛,大概是最讓人無奈的事情之一。

星期五的早晨,起床時,心裡才剛為即將到來的週末高興了一下。

沒想到,到了轉車的時候,才發現電車停駛了。

還好,還有公車可以搭。

我找到了公車站牌,卻發現那裡早已排起了長長的人龍。

想必大家的心情都差不多吧。

生活有時候就是這樣。

明明只是想好好地去上班,卻總會遇上一些意料之外的小事。

不過,心情可不能就這樣被打敗。

好不容易搭上了公車,我在心裡想著,就把它當成一趟小旅行吧。

看看平常不會經過的街道,看看和往常不一樣的風景。

偶爾換一條路走,也許能發現一些平日裡錯過的事物。

即使只是短短的一段路,也算是為忙碌的日常,留了一口深呼吸的空間。

最後,我還是準時抵達了公司。

坐下來沒多久,一位和我搭乘相同路線的同事,特地走過來關心我。

「哇!電車都停駛了,你竟然還能到公司!」

那一瞬間,心裡有好多話想說,卻又不知道該從哪裡開始。

我只是笑了笑,回答:

「對啊!電車竟然停開了呢。你也受到影響了吧?」

有些辛苦,不必說得太多。

只要遇到一個經歷相同的人,彼此交換幾句話,就好像得到了某種理解。

抬頭看看窗外,太陽很耀眼。

聽說今天關東地區的氣溫會來到二十八度。

天氣彷彿還停留在夏天。

可是,日曆上的日期,明明已經是十月十六日了。

———

毎日通勤している人にとって、電車の遅延や運転見合わせは、なんとも困ったものだ。

金曜日の朝。

目が覚めたとき、もうすぐ週末だと思って、少しうれしくなったばかりだった。

ところが、乗り換えの駅に着くと、電車が止まっていることに気がついた。

幸い、バスという手段があった。

バス停を探して行ってみると、そこにはすでに長い列ができていた。

きっと、みんな同じような気持ちだったのだろう。

暮らしのなかでは、ときどきこんなことが起こる。

ただいつもどおり会社へ行きたいだけなのに、思いがけないことに出くわしてしまう。

それでも、こんなことで気持ちまで負けてしまうわけにはいかない。

ようやくバスに乗り込んだとき、ふと思った。

そうだ、今日はちょっとした小旅行だと思えばいい。

いつもは通らない道を眺めたり、見慣れない景色を楽しんだり。

たまには違う道を通ってみると、普段なら見過ごしてしまうものに出会えるかもしれない。

ほんの短い道のりでも、忙しい毎日のなかで、ひと息つく時間になればいい。

そんなことを思いながら、私は無事に会社に着いた。

しかも、いつもどおりの時間に。

席に着いてしばらくすると、私と同じ路線を利用している同僚が、わざわざ声をかけに来てくれた。

「えっ! 電車が止まっていたのに、よく会社まで来られましたね!」

その瞬間、言いたいことがたくさん浮かんできた。

けれど、いざとなると、うまく言葉にできない。

私はただ笑って、こう答えた。

「そうなんですよ。まさか電車が止まるなんて。そちらも大変だったでしょう?」

大変だったことは、何もかも言葉にしなくてもいい。

同じような経験をした人と、ほんの少し言葉を交わす。

それだけで、なんだか気持ちが通じ合ったような気がする。

ふと窓の外を見ると、太陽がまぶしく輝いていた。

今日の関東地方は、気温が二十八度まで上がるらしい。

まるで、季節だけがまだ夏に取り残されているようだ。

けれど、カレンダーを見れば、今日はもう十月十六日。

夏は、まだ遠くへ行くつもりがないらしい。

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